こんにちは。
2023年8月28日発売の週刊少年ジャンプより、人造人間100【35話】「答え合わせ」を読みました。
前話の34話では、
No.100の炎を得たあしびがNo.99を倒すもNo.1には逃げられてしまいました。
それと同時にNo.100にバレてしまったあしびの再生能力の限界。
激しいやけどによりもう再生ができなくなってしまったあしびをみてNo.100は・・・?
それでは、この記事では、人造人間100【35話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
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(だいすけ) pic.twitter.com/yUS4pWHE2y— 江ノ島だいすけ (@Enoshimadaisuke) June 3, 2023
あしびを放置し、No.100は城の階段を上がりNo.1のいる部屋に入りました。
安全なところから見物と言っていた通り、No.1はまだこの城にいたのです。
No.99が負けたことに薄っぺらい落胆をしているNo.1に、No.100はその戦いのせいであしびの不老長寿の能力が失われたことを伝えました。
これには、No.1にも本気の焦りが見え始めます。
No.100は火花に対して何のデメリットも考えていなかった自分の浅はかさに笑うしかありませんが、それでもとても冷静です。
誰よりも強く美しく、そして優れていることが理想の人間だと思っているのは全ての人造人間に共通していることです。その理由は博士の手記にありました。
No.100は失望し、怒っているNo.1と「理想の人間」に対する答え合わせを始めます。
戦時下だった祖国で兵器を生産する科学者だった博士は、たくさんの殺人兵器を研究、開発し結果を残していくことに快楽を覚えていました。
しかし敗戦した途端に博士は犯罪者扱い。
そして逃亡した博士は、誰も自分のことを知らない島で、記憶を失った人間として生きることにしました。
誰にもその素性を疑われることなく受け入れられた博士に最も近づいて来た人間がサヤという女性でした。
サヤは妹に玩具を作ってくれたお礼だとたくさんのリンゴをくれましたが、その後もっと優れた玩具を渡してもサヤがリンゴをくれることはありませんでした。
サヤはしばらくすると少量のリンゴを持ってきてくれましたが、以前よりもすごい玩具をあげたと思っている博士は価値が見合わないことに怒り、別の人間に玩具をあげました。
しかし別の人間からお返しはなく、代わりにサヤがリンゴを持ってきてくれました。
ここで博士は真実を知ることになります。
実はこの島も空襲で作物が育たなくなり、唯一のリンゴを島民で分け合っていました。サヤは新しく来た博士のため、島民に頼み込んで博士の分のリンゴを分けてもらっていたのです。
博士は損得だけでしか物事を見ることができず、施しを受けていることにも気が付けない自分の愚かさを恨みました。
そして、残りの人生をこの理想的な人間たちの生き方を見て生きることにしますが、そこにまた空爆が襲います。
村はずれにいたことで自分だけが生き残った博士は、この理想の島であることを決意するのでした。
人造人間100【35話】感想
No.100があしびを1度見限ってそこからどのような流れになるのかと期待していましたが、No.100はおそらく肉体的に完璧と呼ばれる状態が理想の人間ではないという心理にたどり着いているようですね。
前回の失望したような冷たい表情からは、完全に裏切りを感じたのですがそうではなかったのです。
そして語られた博士の話。
生きている環境が違っていればどうしても損得だけで物事を考えてしまうことは仕方がありません。
逆に、あそこまで全員が他人を思いやれる島があることの方が不思議です。
博士の理想から生まれた人造人間製造がどこから変わっていったのかが気になりますね。
人造人間100【36話】考察予想
理想の人間たちであった島民を取り戻して、また理想の島を作り直そうとした博士でしたが、No.1からいきなり失敗してしまうのでしょう。
No.1が生まれた段階からもう博士と人造人間の間には意思の相違があったのです。
No.1が生まれてからは、No.1が人造人間製造の助手を務めています。
思想の歪みが加わった状態で次の個体を製造していけば、その歪みは大きくなっていきます。
人造人間たちが間違った理想を追い求めていったのは仕方のないことだったのかもしれません。
まとめ
この記事では、人造人間100【35話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
人造人間製造の始まりはとても素敵な動機でした。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。