2023年11月3日配信のコミックDAYSより、DYS CASCADE【38話】「帰宅」を読みました。
前話の37話では、
江土健太郎自首予定日を迎えましたが、腕を切られた馬場淳は高熱が出ており生死をさまよっている状態でした。
まだ自首する気がある江土は、淳の看病をしながら自首に向けた準備と古田美輪子の遺体の処理を進めていて・・・。
それでは、この記事では、DYS CASCADE【38話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
DYS CASCADE38話ネタバレ最新確定
夜、淳は気持ちよさそうに眠る江土を見下ろしています。しかし何もしません。
翌朝、女性の遺体が発見されたとニュースが流れました。江土はこれが美輪子であることを淳に伝えます。
江土からは遺体を車に移すとしか聞かされていなかった淳は、驚きを隠せずに問い詰めようとしますが、江土には何も届かないことをもう分かっています。
江土は自首だけではスルーされてしまうかもしれない先の被害者たちの発見現場を再現したのだと話しました。
これはマスコミに関連性を気づかせるためのパフォーマンスのようです。
今の自分の状況について悩みながらシャワーを浴びていた淳があがると、江土はバケツに入れた淳の腕にこれまでの12人分の被害者の血を入れていました。
そしてそれを警察署に持って行けと淳に指示してきます。
江土はこの事件を盛り上げることを心から楽しんでいるのです。自分は自宅で待つという江土が本当に逃げないのか心配になりながらも、淳はバケツを持って出ていきました。
何も聞かない、何も言わない。ただ素直に命令を聞いているようにも見えますが、茫然自失になっているようにも見えます。
事故らないようにと注意した江土ですが、このまま事故る展開も面白いような気がしています。
バケツを乗せようとして開けたトランクには美輪子のスーツケース。淳は泣きながら車を走らせました。
そしてやってきたのは警察署ではなく自宅。
淳は美輪子スーツケースを抱いて眠りました・・・。
DYS CASCADE38話感想
最後の最後までクズだった江土。最後まで自分が面白くなることしか考えていないようですね。
それでいて自首する気はちゃんとある、というのがまた不気味です。
しかし淳の性格を見て、もしかすると警察には素直に話さないことを分かっていたのかもしれません。
脳梗塞は完全に想定外の出来事でしたが、自分は捕まらないまま、淳だけが終われるようになるのだと考え、その様子もニュースで見て楽しもうとしていたのかもしれません。
最低最悪の男です。
DYS CASCADE39話考察予想
次回は「逃避行」。
江土の家を出た後は直接警察署に行かず一度家に帰り、美輪子の荷物と一緒に寝た淳。
もう美輪子はこの世にいませんし、遺体も遺棄された後で警察に回収されました。
唯一美輪子を感じられるものがこのスーツケースだったのです。
本当ならばこのまま美輪子の匂いと共に死んでしまいたいと思っていた淳ですが、それでも江土のことを話さず逃げ続ける道を選びました。
どうしてそんなことをしたのか、次回語られることになるでしょう。
まとめ
この記事では、DYS CASCADE【38話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
美輪子のスーツケースと眠るシーンはとても切なかったです。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。