2023年12月15日配信のコミックDAYSより、DYS CASCADE【最終回41話】「希望」を読みました。
前話の40話では、
江土健太郎が今の物件を選んで引っ越した本当の理由、そして警察署にバケツを置いた後で逃走を図った馬場淳が、警察にヒントを出していく様子が描かれました。
しかし、古田美輪子の幻に励まされていたはずの淳の前に突如死亡した美輪子が現れて・・・。
それでは、この記事では、DYS CASCADE【最終回41話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
DYS CASCADE最終回ネタバレ最新確定
時は現在に戻りました。
江土の家から証拠品が見つかったことにより、広村千代殺害の容疑者として逮捕、そして服役も終え、今は名前を変えて生活している吉野コウが会見を開いています。
当時は誰にも信じてもらえないからと諦めた無実が今やっと証明され、吉野コウは再び戦うことにしたと涙を流しています。
三坂はこの記者会見の映像を、戒めとして何度も見返していました。
刑事課に戻ると、榎本が宇賀田と三坂に話しかけてきました。
もうバケツ男の捜査は終わりましたが、それでも気になり淳の逃走ルートについて調べていたようです。
淳は美輪子とデートした場所を回っていたようでした。
これで本当に事件は終わり。処分しておけと言われた淳のスマホに残っていた遺書には、美輪子に対する謝罪。
警察に言わなかったことへの後悔。そして被害者やその関係者たちへの謝罪。
江土が倒れた後、淳は江土を殺せなかったことを全ての被害者たちに謝り続けながら内ももを切り命を落としたのです。
危険であるため家族を既に避難させてもぬけの殻の家に宇賀田が帰ると、案の定嫌がらせがされていました。
証拠を押さえて普通に中に入ると、ご飯を食べて寝床に着く宇賀田。今回は本気で辞職も考えたようですが、話してもいないのに三坂に止められていました。
三坂は後日山下早苗と2人で喫茶店に来ていました。宇賀田家、そして早苗も今の家を引っ越すことを決めています。
早苗は悪意に負けてしまったと感じていますが、それでも今の家に居続けることは耐え切れません。
そして、このままでは全てが悪意と結びつき、宇賀田たちを嫌いになるからです。早苗なりに、前に進もうとしていました。
そんな早苗に感化され、これまでずっと自分自身からも逃げて来た三坂は・・・。
DYS CASCADE最終回感想
最終回を迎えました。
直接江土を殺すと誓った直後に倒れた江土。その後も淳は宇賀田などに意味深な行動をしていましたが、結果としてこの時点でもう心は折れてしまっていたようですね。
吉野コウの冤罪が晴れたことは喜ばしいことですが、これも淳のヒントから警察が自分たちでたどり着いたものではなく、結局全て江土の家から出てきた証拠品から分かったことでした。
警察の無力さを感じざるを得ない幕引きになりましたね。
作品の締めくくりとしてはどこか物足りなさがあります。
淳が自殺したことも全ての出来事への反省、後悔、懺悔からでしたが、もう少し深く描いて欲しかったです。
まとめ
この記事では、DYS CASCADE【最終回41話】のネタバレと感想をまとめました。
最終回、事件が解決したことで救われたのは吉野コウだけでした。後味の悪い事件でしたね。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。