2024年8月23日発売のアフタヌーンより、ダーウィン事変【41話】「コロニアル」を読みました。
前話の40話では、
騒ぎにならないように息をひそめていたチャーリーが、ルーシーを救出するため遂に動き出しました。その頃、捕まっているルーシーは、オメラスと対話中。もう人間に関わるなと要求するルーシーに対し、オメラスが望むものとは!?
それでは、この記事では、ダーウィン事変【41話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
ダーウィン事変41話ネタバレ最新確定
グロスマンの研究技術を手に入れたオメラスが、動物搾取を止めさせるために思いついた方法は交雑種を生み出すことでした。ゲノム編集技術を使えば、類人猿以外の種とヒトの交雑も可能になります。
ヒトと交雑したハイブリッド種を無数に生み出すことにより、ヒトと動物の境界が曖昧になり、様々な意見が生まれることで、ヒト中心の世界が崩れるとオメラスは考えています。ルーシーは夢物語だとオメラスを否定しますが、オメラスに体を見せられた瞬間言葉を失ってしまいます。
オメラスは自分を失敗作と言うと、実際に成功した例もあるのだとチャーリーの名を上げました。
チャーリーは健康で社会生活を営み、ゆっくりではありながら社会に受け入れられパートナーまで作っているのです。オメラスはチャーリーのような成功例を増やそうとしています。
ルーシーはそれでも間違っているとまだ話を続けます。オメラスは、ヒューマンジーの存在が不正かと尋ねますが、それは話のすり替え。ルーシーが聞きたいのは結果ではなく行為に対しての考えです。
ルーシーの問いに真っすぐ答えることにしたオメラスは、不正だからこそやると答えました。元々は人間が始めたこと。食料を得るために殺すだけでは飽き足らず、他の種を人工的に繁殖させたことこそ人間の罪なのです。ここでルーシーは意識を失ってしまいました。
その頃、ユアンにわざわざ会いに来たゴルトン社の社長は、チャーリーとオメラスが揃えばグロスマンの人格、意識にアクセスできると告げ!?
ダーウィン事変41話感想
オメラスの考え方は、動物愛護の観点から見ると素晴らしい方法にも思えます。しかし、人間が自然に手を加えすぎたせいで様々なものが壊れ、失われていると考えるのであれば、人間が交雑種を生み出すことで生態系は崩れていくのではないでしょうか。
それは動物たちを救うことにはなっても、地球を守ることにはつながりません。また、様々な形で意志と力を持った生命体が現れた場合、むしろ地球の崩壊を早める危険性もあります。
このオメラスのやり方を、チャーリーがどのように考えるのかが気になります。
ダーウィン事変42話考察予想
ルーシーが気を失ってしまいました。ただの人間ではなく、鍵となることが分かっているルーシー。話の途中で頭痛を感じ始め、最終的に失神したことは、ルーシーも気がついていないPTSDに由来するのではないでしょうか?
起きた時のルーシーがそれまでのルーシーと同じなのかに注目です。
チャーリーがルーシーの元に向かっている裏で、ユアンの下でも衝撃的な事実が告げられました。グロスマンの意思を問うため、チャーリーとオメラスはグロスマンの元に集まるでしょう。そこが勝負の時になります。
まとめ
この記事では、ダーウィン事変【41話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
近い未来、オメラスの考える交雑種は実際に生まれることになりそうですね。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。