2023年9月25日発売のアフタヌーンより、ダーウィン事変【32話】「ダーウィンのアルゴリズム」を読みました。
前話の31話では、
オメラスがホワイトハウスを襲撃していました。
警備の警察官を皆殺しにし、大統領の元へと向かったオメラスでしたが、そこにいたのはリナレス議員ただ1人。大統領はすでに避難していました。
リナレスが時間を稼いでいる間に、また警察が突入を試みるも!?
そして遂にオメラス出生の真相が明らかに・・・。
それでは、この記事では、ダーウィン事変【32話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
ダーウィン事変32話ネタバレ最新確定
才能がある研究者としてグロスマンから共同研究のパートナーを指名されたサラ・ユアン。
すぐに喜んでユアンでしたが、その役割はユアンの子宮を使いヒューマンジーの子どもを産むことだったのです。
染色体の違う人間とチンパンジーではそれ以外にもDNAには莫大な時間のズレがあります。
もしもかけ合わせる場合、それはかなりの調整が必要になりますが、グロスマンはすでにその調整を終えた自分とエヴァの胚を取り出します。
エヴァにも出産に臨ませるグロスマンですが、妊娠期間の長い人間にも出産に望ませたかったのです。
それは保険でしたが、エヴァとユアンのどちらが保険かは実験の過程で関係ありません。
ユアンはこの実験がほとんどの人間に情報共有されていないことを知ると、規約違反だと言いますが、もしも知られれば実験そのものを行えないとグロスマンは分かっているのです。
それでもヒューマンジーを生み出したい理由を、グロスマンはダーウィンのアルゴリズムだからだと答えました。
革命を起こすためには必要なことだとユアンは話しますが、ルーシーとフィリップはユアンを責める言葉が止まりません。
それを止めたのはグレイス。
今はユアンを責める時間ではないのです。
グレイスはなぜそこまで心血を注いだ実験をグロスマンが手放したのかが気になっています。
それは実験を知った倫理委員会からの連絡で所長が実験の中止を指示したからです。
しかし、グロスマンは従わず、ALAに依頼し、研究所の襲撃とエヴァの奪還を実行したのです。
そこからグロスマンの行方は分かっていませんが、出産が近づき長期休暇を取っていたユアンの元にはグロスマンに頼まれた、とファイヤアーベントが来ていたようです。
しかしそれもただの依頼。
ファイヤアーベントもグロスマンの居場所を知りませんでした。
ユアンからオメラスの出生までの話を聞き終わり、とにかくグロスマンを探すとなったところで、チャーリーとオメラスの捕獲に本格的に乗り出したFBIがチャリーの元へ!
殺害OKの指示も出ている中、チャリーはルーシーを抱えて唯一の手がかりゴルトン社へと走り出しました。
ダーウィン事変32話感想
いつだって時代の先端を行こうとしている人間はもっともらしい発言をしています。
今回のグロスマンもそうでした。ヒューマンジーを生み出すことで世界には変わることが多くあります。
第三者の倫理委員会がそれを止めることも分かりましたが、本当に人間が新たな命を生み出すことは正しいのかと考えてしまいますよね。
人間を救うために動物実験をして研究のために殺す、人間の臓器を取り出すために専用の豚を作る。
全部人間を救うことに繋がりますが、倫理的にどうなのと考えあやふやにされています。
良いともダメとも言えない中途半端な世界の中で、強引にでも成し遂げようとしたグロスマンはすごい人間だと思いました。
ダーウィン事変33話考察予想
ALAもまたグロスマンに利用されていたことが分かり、グロスマンを探すのはチャーリーたちだけではなくなりました。
本格的にグロスマンの居場所が気になりますね。
しかしFBIも混乱を収拾するため、オメラスだけでなくチャーリーまで捕まえることにして動き出しました。
殺害もやむなしということで、チャーリーよりも一緒にいるルーシーの身に何か起きないかが心配です。
まとめ
この記事では、ダーウィン事変【32話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
グロスマンの目的が判明!天才はいつだって考えていることが分かりません。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。