2023年12月2日配信のコミックDAYSより、雨夜の月【23-2話】「変化」を読みました。
前話の23-1話では、
新学期が始まり、富田が大胆なイメチェンをして登校してきました。
奏音に教えてもらった補聴器を着けて嬉しそうな富田は、補聴器が隠れないショートカットに。
そしてみんなの前で難聴になったことを話します。
知ってもらうことを選んだ富田を微笑ましく見る奏音ですが、実は今悩みがあって・・・。
それでは、この記事では、雨夜の月【23-2話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
雨夜の月23-2話ネタバレ最新確定
自分のことを書くはずが、気づけば咲希のことばっかりになっている奏音は、咲希にこれまでとは違う感情を抱いています。しかしその感情が何かわからず、言語化できない状態。
その結果、奏音は私小説から逃げました。そして別の話にしたわけですが、奏音はそれに納得がいっていないのです。
三浦は代わりの話も良い感じだというと、これでいいのか確認をして、作品を忘れないうちに職員室へ持っていく、と部屋を出ていきました。
そして出ていく直前、奏音が悩んでいる気持ちの正体は焦らずに探してもいいのではないかと言い残し、この件は他言しないために記憶から消したと気を利かせて去っていきました。
1人になった奏音は三浦に言われたことを考えます。
小説や映画のキャラクターの心情であれば楽しく考えられるし、音楽の楽曲分析も得意でした。
しかし自分のことになるとここまで分からないものなのか・・・。
花火を見ていた時のように空を見上げながら、その時に芽生えた感情の名前を探す奏音。しかしやっぱり焦っても答えは出ませんでした。
その頃スーパーに来ていた咲希は、偶然奏音の中学の同級生、綾乃と再会します。
奏音の様子を聞いてくる綾乃に、咲希は指揮者をするのだと伝えます。すると周囲の反応を想像して暗くなった綾乃。ですが咲希は指揮者に決まってからの奏音がしたことを伝えました。
自分が知っている奏音とは全然違う奏音の話を聞き、ここまで変わったのは咲希のおかげだと思う綾乃はちょっぴり嫉妬。
しかし奏音が楽しそうにしていることを喜んでくれる綾乃に、咲希は合唱コンクールを見に来て欲しいと頼みます。綾乃の反応は・・・?
雨夜の月23-2話感想
名前をつけることができない感情。フィクションだから許される展開ではありますが、言葉選びや情景の描き方がとても綺麗です。
これまでは咲希が1人で明かすことのできない気持ちを抱え続けていた分、今は逆の立場、視点で描かれているため複雑でドキドキします。
2人が上手くいって欲しいと単純で軽い言葉で片づけることは出来ません。ここからくずしろ先生がどんな切り口で2人の関係性を変えていくのか楽しみですね。
雨夜の月24-1話考察予想
自分の気持ちに素直になるのは難しい、という思いをみんなが抱えたまま、合唱コンクールが近づいてきます。
咲希は自分の気持ちが簡単に明かしてはいけないものだと分かっているから隠しています。一方、奏音はこの気持ちが何か分からないながら、相談できる相手があまりいないことから内に秘めています。
もしかしたら三浦は分かっているかもしれませんが、はっきりとそれだと決めつけない優しさのせいもあって奏音は気づくことができません。
強引に気づくのではなく、気づいた時にはもう止められないほどに気持ちが溢れているといいですね。
まとめ
この記事では、雨夜の月【23-2話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
悩みから奏音が少し暗くなっているように見えるのが気になります。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。